初心者登山家たーぼーの日帰り山歩き

「山登り経験なし」「指導者なし」のたーぼーが、登山を一からスタートしました。登山や観光地巡りの感想と、日々の節約生活などを書いています。

中尊寺は金色堂だけではありません。奥州藤原氏と義経と弁慶です。

 中尊寺といえば金色堂。金色堂といえば中尊寺。しかし、実際に中尊寺に行ってみると、金色堂はもちろんですが、その他にも、たくさんの見どころがありました。その中でも存在感があるのが「弁慶」です。参道を歩いていくと左手に「弁慶堂」があります。お堂の中には義経と弁慶の像があります。さらに、弁慶本人が彫った像もあるのです。そして、そのお堂の近くには「弁慶園」というお土産屋さんがあり「弁慶餅」を販売しています。

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さらに金色堂の奥まで行くと、「金色堂覆堂(旧覆堂)」という建物があります。その字のごとく、金色堂を、覆って守るための建物です。昭和38年に現在の覆堂ができるまで金色堂を守り続け、現在では建物が移築されてそこにあります。その中には一本の太い柱が立っています。威風堂々と立っています。そこには藤原秀衡・義経・‘‘弁慶’’の文字が読み取れます。そして、その柱の足元に小さな札のようなものが置かれており「おねがい、卒塔婆にお賽銭をはさまないでください」と書かれています。そうです。お墓でよく見かける‘‘卒塔婆’’です。この柱が卒塔婆だったのです。その大胆さには驚嘆いたしました。

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最後に弁慶ゆかりの地がもう一つありました。それは弁慶の‘‘お墓’’です。それは中尊寺の参道から外に出て、すぐ正面30m位のところにひっそりと祀られていました。以上、中尊寺は弁慶の強い存在感を感じる事ができる場所でもありました。

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岩手県平泉にある世界遺産、‘‘中尊寺金色堂’’に行きました。

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 中尊寺の金色堂が見たい。と思い、思い切って日帰りで行ってきました。

たーぼーが知っていた、事前知識は以下の事くらいでした。

①金色堂がある。

②奥州藤原氏がいたところ。

③世界遺産である。

③義経と弁慶がかかわっている。

行ってみて思った事は、もっと中尊寺の知識を頭に叩き込んでから行ったら、さらに楽しかったな。「勉強したらもう一度行こう」です。

<金色堂までの行程>

 平泉町営中尊寺第一駐車場に、愛車を止めて、中尊寺に入っていきます。まずは月見坂という参道を上っていきます。土と砂利の急坂になっています。10分歩くと、いくつかお堂とお土産屋さんが出てきます。そして、進行方向右側に中尊寺本堂が出てきます。本堂からさらに5分歩くと、進行方向左側に金色堂の入り口があります。入場券を購入し、中にある建物に入ると、その中に金色堂があります。建物の中に建物があります。さすが金色堂。鉄壁の防御で老朽化を防いでいます。

<金色堂について>

 金色堂を守っている建物の事を覆堂(おおいどう)といいます。覆堂の中に入ると、すぐに金色堂の横に出ます。そこでまず‘‘きんぴかだ’’と思います。おもむろに、正面に移動し中をのぞくと、そこには左側・中央・右側と3区画に分かれて、数体ずつの像が鎮座されています。そして、金色堂についての説明アナウンスがリピート放送しています。一回の説明が5分くらいです。その説明によると。金色堂は奥州藤原氏初代清衡公によって建てられました。その有様は極楽浄土を表現したそうです。そして、この金色堂には、清衡公(1代目)・基衡公(2代目)・秀衡公(3代目)・泰衡公(4代目)の亡骸が今も安置されているそうです。という事は、金色堂はお墓という事になります。中央に1代目、左側に2代目、右側に3・4代目が安置されているそうです。

 建物は漆塗りのうえから金箔を貼っており、この造りは金色堂でしか見られないそうです。

 たーぼーはしばらく、正面から阿弥陀如来とその周りを、ただただ眺め見入ってしまいました。ほかの人はアナウンスを1回聞いて外に出ていきますが、たーぼーは3回も聞いてしまい、金色堂と像に見入ってしまいました。金色堂自体は決して大きくはありません。しかし、その絶対的たたずまいは他を圧倒します。とにかく見にきて良かったと思いました。


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初心者におすすめ登山ランキング(たーぼーの個人的感想です。)

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たーぼーが自分勝手に、登山した山のランキング評価をします。

 

 

第一位   吾妻小富士と浄土平

第二位   尾瀬ヶ原(鳩町峠)

第三位   御岳山

第四位   筑波山

第五位   高尾山

 

≪吾妻小富士と浄土平≫

 吾妻小富士と浄土平は2つで一つの山歩きとしました。実際、2ヶ所を同日に訪れるのが一般的でもあります。(観光なら吾妻小富士のみの人もたくさんいますが。)

 2ヶ所で一つと考えると、かなり盛りだくさんの体験ができます。吾妻小富士では、緑がほとんどない山の姿が見れたり、火口一周ができたり、雲の中の人にもなれます。浄土平では、湿原とレイク周り歩きが体験できます。登山を始めたばかりの初心者は、必ず満足できる山だと思います。


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‘‘浄土平の鎌沼’’の感想(評価・難易度)

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山歩き初心者のたーぼーの自分勝手な感想を☆の数で表します。(☆5個が満点です)

 

≪浄土平の鎌沼≫

 

①ときめき(総合)☆☆☆☆

 北欧の湖の風景が見られます。

 

②疲労☆☆

 歩きやすい道が続いているので、そんなに疲労はありません。

 

③イベント性☆☆

 湿原と鎌沼がある。

 

④頂上での満足感☆☆

 鎌沼までの達成感はあるが、頂上ではない。

 

⑤景色☆☆☆☆

 鎌沼が素晴らしい。

 

⑥難易度☆☆

 傾斜が厳しい箇所はあまりありません。

 

 

*鎌沼を半周回ったところに、砂利浜があるので、そこで食べる昼食は最高でした。初心者登山家にとっては、ちょうど良い疲労感の登山となりました。今回はシャクナゲが咲いていて、とても見ごたえがありましたが、また、違う季節にも訪れたいと思いました。

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‘‘吾妻小富士’’の感想(評価・難易度)

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山歩き初心者のたーぼーの自分勝手な感想を☆の数で表します。(☆5個が満点です)

 

≪吾妻小富士≫

 

①ときめき(総合)☆☆☆

 雲の中の人になれます。

 

②疲労☆

 登山開始から一周して下山まで約1時間。

 

③イベント性☆☆☆

 火口の周りを一周できます。

 

④頂上での満足感☆☆

 登った瞬間は火口に感動。

 

⑤景色☆☆

 小さい山だが、火口の景色を楽しめた。

 

⑥難易度☆

 小さな山で誰でも登れます。

 一周する時は要トレッキングシューズ。

 

*吾妻小富士は火口を見るだけで、1周しないのであれば、本当にお手軽です(さすがに登山とは呼べませんが)。

 小さな山ですが、その小ささが、この山の存在を大きく見せていると思いました。


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浄土平を歩いて鎌沼に行きました。

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 吾妻小富士を登って一周しました。そして下山します。下山といっても10分です。そして、浄土平ビジターセンターに戻って後半戦に入ります。浄土平湿原を通過して鎌沼を目指します。

 浄土平湿原は尾瀬ヶ原と似ています。しかし、たーぼーが歩いた時は、周りの水が干上がっており、湿原ですが水があまりありませんでした。水はありませんが、間違いなく、そこは湿原であるとわかる風景です。そこの木道を歩いていくと、すこし登りになり、岩場に着きます。そこで右の方に行けば鎌沼です。しかし、たーぼーは直進してしまいました。次の姥ケ原の十字路で間違いに気づき、そこで右に曲がって鎌沼に向かう方向に修正できました。登山での間違いは危険だと身に染みて感じました。少し歩くと、鎌沼が見えてきました。その姿は、山中に突然現れたオアシス。日本ではないような風景で、息をのみます。ちょうど、シャクナゲがたくさん咲いており、その風景をより引き立てていました。そのL字型の形から‘‘鎌沼’’という名称ですが、その名前はふさわしくなく感じました。もっと横文字でかっこいい名前を付けてあげたくなります。見た目も‘‘沼’’ではなく、小さな‘‘湖’’な感じです。

 たーぼーはその鎌の形をした小さな湖のほとりで、お弁当を食べました。湖の波の音を聞きながら食べるおにぎりは、最高においしかったです。そこでしばらく休憩して、下山しました。

 今回は、吾妻小富士と浄土平の2部制の登山を始めて経験しました。吾妻小富士の後、少し愛車で休んだので、疲労はそんなになく下山できました。今回の登山は、登山のいろんな要素がギュッと詰め込まれており、本当に楽しかったです。初心者が登る山でも、いろいろな種類の登山が経験できるのだと、改めて痛感し、ますます登山が好きになりました。

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浄土平に着いたら、まずは吾妻小富士。

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 「浄土平・吾妻小富士」の登山に行きました。浄土平ビジターセンターに着くと、無意識に‘‘吾妻小富士’’を眺めてしまいます。吾妻小富士はその名のとおり富士山火口のミニチュア版ような形をしており、さほど大きくはないのに、その姿は、異様とも思えるほどの存在感があります。

 吾妻小富士には絵にかいたような登山道があります。登山というには短いですが、富士に登る道なのでれっきとした登山道です。吾妻小富士には木は生えておらず、ごつごつした岩で形成されています。ですので、登山道は丸見えです。その形はジグザグ、ジグザグと山頂に続いています。山頂までの所要時間は10分です。

 山頂に着くと、丸い火口が現れます。圧巻です。小さな山なので、火口がすべて見える事で、普通では見れない景色を見せてくれています。たーぼーは20年くらい前に‘‘山形蔵王の御釜’’を見に行った事があります。御釜も素晴らしかったのですが、大きすぎて全体を一望は、できませんでした。吾妻小富士は小さいです。ですが、その小ささが、その存在を大きく見せています。(火口の中には水はありません。)

 火口の向こう側をよく見ると、豆粒くらいの人が動いているのが見えます。たーぼーもこれから向こう側に行くのかと思うとワクワクしてきます。火口の周りを一周します。火口周りには柵は一切なく自然のままの姿になっています。しかし、足を踏み外せば、火口に落ちてしまいますので注意して歩きます。少し歩いていると、さっきまでくっきり見えていた、火口の反対側が、真っ白くて何も見えなくなっています。火口をよく見ると火口半分が、真っ白くなっており、すごい勢いでこちらに迫ってきます。‘‘雲’’です。そしてあっという間にたーぼーは‘‘雲の中の人’’となりました。そして、少しすると、雲が途切れてくっきりとした景色が見えるようになりました。これは面白いです。山歩きをしていると雲を感じる事はあるのですが、ここまではっきりと‘‘雲の中の人’’になれる場所はなかなかないと思います。

 半周過ぎた頃に、反対側を眺めると、火口の斜面に低い草木が生えており、緑色の絨毯となっていました。反対から見たときは、ただの岩肌でした。こちらから見ると緑の絨毯です。南側斜面と北側斜面でこんなにもはっきりと、植物の生え方が違うのかと、驚きました。

 吾妻小富士、一周は50分です。登る時間と合わせて1時間です。短い登山ですが、内容が濃いです。本当に気軽に登れます。しかし、岩場で柵はありませんので、一周する人は、トレッキングシューズは履いていった方が良いと思いました。

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「吾妻小富士と浄土平」登山口に行く前の注意事項。

 「吾妻小富士と浄土平」登山に行ってきました。

愛車のナビを‘‘浄土平ビジターセンター’’に合わせて、目的地目指して車を走らせました。もうすぐ着くかなというところで、ナビが「目的地に到着しました」と言いました。そこには、ビジターセンターの影も形もなく、山中の道路でした。ビジターセンターの電話番号で合わせたので、ちょっとずれちゃったのかなと思い、住所で再び合わせましたが、また同じ場所を示してしまいました。近くまで来ているのは間違いなかったので、地図で吾妻小富士を見つけて、そこを目的地としました。そして、目的地に着くと、そこに、浄土平ビジターセンターがありました。これから‘‘浄土平’’に行く人は、ビジターセンターにナビを合わせると、違う場所を示してしまう事があるので、気を付けて下さい。たーぼーはナビまかせの人間です。今回は一瞬、どうしようかとパニックになりました。どうにか修正して目的地に着け、本当に‘‘ほっ’’としました。やはり山道に行くときは地図をみてから行くべきだと思いました。


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初心者が登る、福島県の楽しそうな山を見つけました。「浄土平と吾妻小富士」

 次に登る山を考えました。今回は福島県に行こうと思います。福島県には磐梯山や安達太良山などがあります。しかし、レベルが中級者から上級者のようで、少し、たーぼーには早いです。そんな中で、見つけました。今まで登った山とぜんぜん違くて面白そうな山。「吾妻小富士と浄土平」です。吾妻小富士は、その名のとおり富士山火口のミニチュア版のような形をしており、その周りをぐるっと一周できるようです。これは、今までの、高尾山・筑波山・御岳山・尾瀬ヶ原にはない形状です。また新たな景色や体験ができそうです。浄土平は、奥に鎌沼というところがあり、そこを目指します。

 「吾妻小富士と浄土平」は登山口にビジターセンターと駐車場があるので、愛車のナビを‘‘浄土平ビジターセンター’’に合わせればよいので、そういった意味でも初心者向きといえます。今まで登った4山はそれぞれ違った景色や違った体感ができ、とても楽しい登山でした。きっと今回も楽しい登山になると期待して今からワクワクしています。

 


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天下茶屋のあとにアパリゾート上越妙高のイルミネーションを見てきました。

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 去年、河口湖近くにある、太宰治ゆかりの地、御坂峠の‘‘天下茶屋’’に行きました。そこで‘‘ほうとう鍋’’を食べて、太宰治文学記念室を見学しました。その日は、そのあと、上越妙高にあるアパリゾートのイルミネーションを見に新潟まで行きました。

 夕方、アパリゾート妙高に着きました。会場の入り口に屋台村があります。そこの屋外テーブルで多くの人が一息ついていました。さすがに高原というだけあって、意外と寒かったです。というか、かなり寒かったです。必然と屋台のカレーやラーメンが売れに売れていました。そして、なぜそこで一息ついているかというと、‘‘暗闇待ち’’です。イルミネーションを見にきて、周りが明るいのでは意味がありません。

 周りが暗くなり、いざ、出陣です。まずは、トンネルの中を歩いていきます。その中はいくつもの電球で光のアーケードとなっています。トンネルを抜けたとこからが本番です。いくつかのイベントに分かれており、その全てに「龍」が登場する仕掛けになっています。その中でも、妙高でしか見れないのが、噴水に映し出されるプロジェクションマッピングです。池の中央から扇状に噴水が出てそこに映像が投影されるのです。これは一見の価値ありです。是非興味がある人は足を運んでみて下さい。その他には、写真撮影があります。小さな紙に現像してくれて、無料でもらえます。当然、通常の記念写真用の用紙の場合は有料になります。撮影の時に女性のカメラマンが「みょーこーでハッピー」と言ってくれます。最後は広大なスペースに「龍」が映し出されているのですが、その龍が曲がっていたり、顔が大きかったりして、へんてこりんに見えます。しかし、ある一定のビュースポットから眺めると、完璧な形の「龍」が見れますので、ビュースポットを見つけたときは感動ものでした。

 一通り見ると2時間くらいかかりますので、もし足を運ぶ人は、寒さ対策だけは忘れずにして下さい。

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