岩手県平泉にある世界遺産、‘‘中尊寺金色堂’’に行きました。
中尊寺の金色堂が見たい。と思い、思い切って日帰りで行ってきました。
たーぼーが知っていた、事前知識は以下の事くらいでした。
①金色堂がある。
②奥州藤原氏がいたところ。
③世界遺産である。
③義経と弁慶がかかわっている。
行ってみて思った事は、もっと中尊寺の知識を頭に叩き込んでから行ったら、さらに楽しかったな。「勉強したらもう一度行こう」です。
<金色堂までの行程>
平泉町営中尊寺第一駐車場に、愛車を止めて、中尊寺に入っていきます。まずは月見坂という参道を上っていきます。土と砂利の急坂になっています。10分歩くと、いくつかお堂とお土産屋さんが出てきます。そして、進行方向右側に中尊寺本堂が出てきます。本堂からさらに5分歩くと、進行方向左側に金色堂の入り口があります。入場券を購入し、中にある建物に入ると、その中に金色堂があります。建物の中に建物があります。さすが金色堂。鉄壁の防御で老朽化を防いでいます。
<金色堂について>
金色堂を守っている建物の事を覆堂(おおいどう)といいます。覆堂の中に入ると、すぐに金色堂の横に出ます。そこでまず‘‘きんぴかだ’’と思います。おもむろに、正面に移動し中をのぞくと、そこには左側・中央・右側と3区画に分かれて、数体ずつの像が鎮座されています。そして、金色堂についての説明アナウンスがリピート放送しています。一回の説明が5分くらいです。その説明によると。金色堂は奥州藤原氏初代清衡公によって建てられました。その有様は極楽浄土を表現したそうです。そして、この金色堂には、清衡公(1代目)・基衡公(2代目)・秀衡公(3代目)・泰衡公(4代目)の亡骸が今も安置されているそうです。という事は、金色堂はお墓という事になります。中央に1代目、左側に2代目、右側に3・4代目が安置されているそうです。
建物は漆塗りのうえから金箔を貼っており、この造りは金色堂でしか見られないそうです。
たーぼーはしばらく、正面から阿弥陀如来とその周りを、ただただ眺め見入ってしまいました。ほかの人はアナウンスを1回聞いて外に出ていきますが、たーぼーは3回も聞いてしまい、金色堂と像に見入ってしまいました。金色堂自体は決して大きくはありません。しかし、その絶対的たたずまいは他を圧倒します。とにかく見にきて良かったと思いました。