初心者登山家たーぼーの日帰り山歩き

「山登り経験なし」「指導者なし」のたーぼーが、登山を一からスタートしました。登山や観光地巡りの感想と、日々の節約生活などを書いています。

中尊寺金色堂をルーツに持つ‘‘白水阿弥陀堂’’に行きました。

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 中尊寺金色堂に行きました。金色堂はまさに黄金のお堂でした。そのお堂を建立した藤原氏1代目清衡公の、娘が建立したお堂が、福島県いわき市にあります。それは、福島県唯一の国宝建造物になっています。にわか中尊寺ファンとして、足を運ぶことにしました。

 全国的には、それほど有名ではないお堂です。しかし、されど国宝、しっかりと整備されており、お堂の入り口近くに無料駐車場やトイレも完備してありました。駐車場から5分ほど歩くと、参道先に庭園と整備された沼がでてきます。その中央に2本橋があり、その先にお堂が見えてきます。1本目の橋を渡ったところに、入場券売り場があります。拝観料は大人400円になります。

 2本目の橋を渡り終わると、目の前にお堂が出てきます。1160年に建てられたので、実に856年が経過している事になります。金色堂のように、きらびやかではありませんが、威風堂々とした、たたずまいをしています。そして、その形や大きさは金色堂と瓜二つのように思えます。さすが、娘が建てたと感心します。

 お堂の中には、靴を脱いで上がることができます。中には、阿弥陀如来が鎮座し、その両脇に2体ずつの像を従えています。金色堂の展示と非常に似ています。しかし、金色堂の像は昨日作成したかのごとく、きらびやかで、建立当時の姿を見る事ができましたが、こちらは逆に、現在までの長い時間を感じる事ができます。どちらも素晴らしいです。

 金色堂では、説明の音声録音がリピート再生されていました。こちらの白水阿弥陀堂でも同様に説明アナウンスがあります。しかし、その手法がちょっと違います。阿弥陀如来の正面に拝観者が座ると、お堂の端にいる係りの人が、自らの口で、お堂に響くような口調で説明をしてくれるのです。なかなか、味わいがあり、良いと思いました。

 ‘‘白水阿弥陀堂’’は決して派手ではありません。しかし、時の流れを感じる事ができ、見にきて良かったと思わせてくれました。

 また、‘‘白水’’とは‘‘平泉’’の‘‘泉’’の字を‘‘白と水’’に分けてつけられたそうです。平泉の中尊寺を拝観した後に、こちらの白水阿弥陀堂を拝観する観光は、とても満足できる拝観となりました。

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